今回は、ウェアハウスのDUCKDIGGERレーベルから、1873年のウエストオーバーオールのディテールを忠実に再現したデニムパンツを紹介。
実は、このブログでデニムパンツを紹介するのははじめてだったりします。
上の写真は、ちょうど1年はいた状態。まだ色は濃く残っていますが、よい感じのアタリが各所に出て、雰囲気のよい状態になってきています。
すこし拡大して、色落ち具合を見ていきましょう。
まずは左ポケットまわり。
適度なコントラストが出ています。
基本的には月1回洗剤を使って洗っていました。汗をかく夏場は2週間に1回。
このくらいのコントラストが好きです。
つづいて右ポケット付近。
見たとおり、コインポケットがウェストのベルト部分にかかった仕様です。
『Jeans of the Old West: A History』などをみても、19世紀後半のLevi'sのデニムパンツは年代が古いほど、コインポケットの位置が上にあるのがわかります。
つづいてバック。
まず全体的にはこんな感じ。
お尻の周りがだいぶ良い感じに色落ちしています。
そして、このお尻まわりにはいくつも特徴的なディテールがあるパンツです。
まず目につくのがポケット。
むきだしのリベット、ゆがんだアキュエイトステッチ、そして、細かな運糸。
ポケット裏にはられた補強用の当て布のおかげで、特徴的なアタリが出ています。
それからバックヨークあたりの特徴にも気づくでしょうか?
通常は巻き縫いになる箇所ですが、古い年代の仕様を再現して折り伏せ縫いになっています。しかも、レザーパッチあたりにはタックが入っているという特徴的な仕様。こうしたディテールのせいで、通常とは異なる色落ちが見られます。
それから、古い年代のパンツなので、やはりバックルバック仕様です。
サスペンダー用のボタンもついています。
バックヨーク部分は折り伏せ縫いでしたが、縦方向は通常どおりの巻き縫いです。
もとになったパンツではここも折り伏せ縫いの仕様だったところを、強度を考慮してか巻き縫いのチェーンステッチです。
1年経ってだいぶ表情が出てきましたが、まだ色は濃く残っているので、もうすこしはき込んで変化を楽しんでみようと思っています。