ラッセルモカシンは、1898年にアメリカのウィスコンシン州で、当時盛んだった森林伐採作業に従事するきこりのためにハンドメイドのブーツを作るために設立された老舗ブーツメーカー。
設立から100年以上たったいまなお、昔と変らない製法で、少数の熟練した職人によってすべての靴が作られているのは、すでに紹介したホワイツに通じるところです。
そのラッセルモカシンの代表的なモデルの1つがこのゼファー。
いろんな別注があるゼファーですが、これはきわめて標準的な仕様になっています。
すこし赤みがかった防水レザーをアッパーを使用したダブルヴァンプで、ソールも標準のクレープラバーソールです。
ゼファーと言えば、最大の特徴は、下の後ろから撮った写真に見えるバックジップ仕様でしょう。
別名スネールプルーフブーツと呼ばれるように、茂みなどに入った際に、ふくらはぎの隙間から毒蛇が入ってこないよう隙間を埋めるためにシャフトを補足することと、なおかつ着脱が容易に行なえることを両立させた仕様です。
真鍮のバックルもジッパーにあわせてゴールドです。
はきはじめて5年ほど経ったので、バックルも革もかなり味が出てきています。
基本的には何にでも合わせやすいブーツですが、やっぱりジーンズはしっくり来ます。
こんなマリンなブルーグラデーションのスタイルに履くと、すこしギャップができて、それが良い感じかな、と。
もちろん、色目が濃いジーンズにも合います。
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ラッセルのゼファー、素敵ですね。生産数が少ないのでなかなか手に入らないですよね。実物も一度も見たことがないです。(そういえば、最近のウエアハウスのブログに少量入荷と書いてありました)
返信削除こうやってスタイリングを見ると本当、万能ブーツですね。私はレッドウイングなどのコテコテのワークブーツばかり履いているので、写真を見ると欲しくなってしまいます・・・コーディネイトの幅が広がりますね。すごく参考になります。ありがとうございます。
いつもありがとうございます。
返信削除確かにラッセルモカシンは常に品薄ですよね。ハンドメイドゆえに仕方がないところもあると思いますが。それより年々価格が高くなっているのが気になります。
とはいえ、ラッセルモカシンは本当に履いていて楽なブーツです。
ホワイツのように、なかなか足に馴染んでくれないブーツと比べると、個人差はあると思いますけど、履いたその日から足に馴染んでくれます。
他にも2足ほど持っているので、機会をみて、このブログでも紹介しようと思っています。
履き始めた日から足に馴染んでくれるのは本当にうれしいですね。他の2足も楽しみにしてます。
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